皆さんの中に、昔「裸電球」と呼ばれていた白熱電球を覚えてらっしゃる方はいますでしょうか。
今一般に普及している電球は白いガラスで覆われ、その中がどうなっているのか知ることはできません。しかし、昔の白熱電球はその中に配線があるのが見え、その配線が発光することで柔らかな明かりを照らしてくれていました。
技術が進化した今、この白熱電球がLED電球で再現されるようになったのです。
それが今回ご紹介するLEDフィラメント電球です。
今回はこのLEDフィラメント電球の商品ごとの特徴や電気代について、詳しく紹介していきましょう。
さて、LEDフィラメント電球にはどのような特徴があるのでしょうか。
LEDフィラメント電球の4つの特徴とは?
特徴その1:本物の質感がある
まずはLEDフィラメント電球の特徴から紹介していきましょう。
最初の特徴は「本物の質感があること」です。
懐かしくまさに白熱電球の温かみを感じる作りになっています。
それもそのはず、昔の白熱電球と全く同じ製造工程で作られているのです。
LEDフィラメント電球は「白熱電球のマネ」ではなく「白熱電球を最新技術で再現」しています。
特徴その2:白熱電球の光の再現度が高い
特徴2つ目が「光の再現度の高さ」です。
同じ製造過程であることは上記でも述べましたが、それに伴い発する光も同じ色温度(2,200ケルビン)で表現されています。
明るさは同じですが、昔のように熱く発熱することはありません。
これはLEDの発光ダイオードの仕組みによるものです。
これを説明するには化学の専門用語で説明することになるので省きますが、「当時と同じ製造過程」「当時と同じ色温度」で表現されていますが、白熱電球のネックであった高温の発熱に関しては解消されています。
特徴その3:比較的高価な真鍮を使用している
LEDフィラメント電球の多くは、ソケット部分は真鍮製でできています。
それ以外の一般的なLED電球のソケット部分はニッケルメッキで作られていますが、LEDフィラメント電球だけは「白熱電球の再現」ということで、味のある真鍮製を使用しているのです。
もちろんこれによる節電効果の低下や、発火や火災の原因になることはありません。むしろニッケルより電通効率の良い素材なのです。
しかし一般のLED電球はコスト面からニッケルにしています。
真鍮製のLEDフィラメント電球は少し贅沢な電球であると言えるでしょう。
特徴その4:どことなく懐かしさがある
LEDフィラメント電球は明るさ、つまり照度を取ることよりも、その輝きや外観そのものを楽しむことを優先して作られてます。
そのため一般的なLED電球よりも光量が少ないことがほとんどです。
しかしそれは商品によって様々で、種類によっては220~400lmほどはあり、白熱電球の20~30Wに相当する明るさは再現されています。
裸電球のように中の配線が見えていることで、白熱電球時代を知らない世代からしてみれば味わったことのない懐かしさを、このLEDフィラメント電球で得ることができるでしょう。
それでは、LEDフィラメント電球と従来型の白熱電球の電気代に違いはあるのでしょうか。
気になる電気代に違いはある?
2つの商品で比較検証
LEDフィラメント電球の特徴を知って頂いたところで、皆さんが使用していく上で気になるであろう電気代について比較していきましょう。
生活していく中で使用頻度も高いだけに、これはぜひとも知っておきたいところですね。
今回は2つの電球で、その電気代をわかりやすいように一覧表にして比較してみました。
エジソンバルブ 40W |
ビームテックLEDフィラメント電球 40W相当 |
|
1時間当たりの電気代 | 1.04円 | 0.10円 |
1日8時間で1か月使用した場合 | 249.6円 | 24.96円 |
本来のフィラメント電球と、LEDで再現されたフィラメント電球では、その電気代に大きな差があります。
LEDがいかに節電効果の高い商品なのかがおわかりいただけたでしょうか。
ビームテックでは今回比較した製品のほかにも、様々なフィラメント電球を取り揃えています
使用用途でフィラメント電球を使い分けよう
今回はLEDフィラメント電球についてご紹介してきましたがいかがでしたか?
LEDフィラメント電球は真鍮を使用することによって贅沢感を演出しつつ、白熱電球に近い質感を実現しています。それでいながら消費電力は従来のフィラメント電球より低く抑えることができるので、省エネと見た目のおしゃれさを両立させたい方に特におすすめです。
現在はその可愛らしい見た目から、白熱電球を知らない若い世代にもおしゃれだと人気が出てきており、新しいLEDフィラメント電球も次々と発売されてきています。特におすすめのLEDフィラメント電球の記事がこちらです。あなたに合う一品をぜひ探してみてください。
また、
「こんなLEDはないの?」
「こういう用途で使えるLEDを探している」
「LEDにしたいけど、どれを選べばいいのかわからない」
など、LEDに関して何かお困りのことや疑問に思っていることがあれば
なんでもご相談・お問い合わせください。