この記事に辿りついたという事は防水タイプの投光器を探されているのではないでしょうか。
本記事では防水対応している投光器を選ぶ際にはいくつか確認しなければいけないポイントがあります。
そのポイントを抑えないと用途に合わなかったり、最悪のケースですと全て買い換えないといけなくなる可能性もあります。
そうならない為に本記事では防水対応のLED投光器を選ぶ際に確認するべきポイントをわかりやすく解説していきますので、本記事を参考に防水対応のLED投光器を選びましょう!
防水対応のLED投光器を買うときにチェックしたい5つのポイント
防水対応のLED投光器を買うときに必ず確認しておくべきポイントは5つあります。
以下がその5つのポイントです。
- IP等級
- 配光角度
- 消費電力
- 照度(明るさ、ルーメン値)
- 材質(塩害対策等の特殊加工)
それぞれについては以下で詳しく解説していきます。
1.IP等級を持っているか
IP等級とはIEC(国際電気標準会議)や、JIS(日本工業規格)が定める電気機器内への異物の侵入(防水や防塵の程度)に対する保護の等級の事です。
定められている規定をクリアした製品のみに表記することが許されており、このIP等級によってLED投光器が耐えられ環境が異なります。
通常以下の様な形で表記されております。
例):IP67
上記の”6”の箇所に入る数字は人体及び固形物に対する保護レベルを0〜6の段階で示しています。
第一特性数字 | 保護の程度・種類 | テスト方法 |
IP0□ | 無保護 | テストなし |
IP1□ | 手の接近からの保護 | 直径50mm以上の固形物体 (手など)が内部に侵入しない |
IP2□ | 指の接近からの保護 | 直径12mm以上の固形物体 (指など)が内部に侵入しない |
IP3□ | 工具の先端からの保護 | 直径2.5mm以上の工具先端や 固形物体が内部に侵入しない |
IP4□ | ワイヤーなどからの保護 | 直径1.0mm以上のワイヤーや 固形物体が内部に侵入しない |
IP5□ | 粉塵からの保護 | 機器の正常な作動に支障をき たしたり、安全を損なう程の 料の粉塵が内部に侵入しない |
IP6□ | 完全な防塵構造 | 粉塵の侵入が完全に防護され ている |
また、上記の”7”の箇所に入る数字は水の侵入に対する保護レベルを表しています。
第二特性数字 | 保護の程度・種類 | テスト方法 |
IP□0 | 無保護 | テストなし |
IP□1 | 垂直に落ちてくる水滴に よって有害な影響を受けない |
200mmの高さより 3〜5mm/分の水滴、10分 |
IP□2 | 垂直より左右15°以内からの 降雨によって有害な影響を受 けない |
200mmの高さより15°の範囲 3〜5mm/分の水滴、10分 |
IP□3 | 垂直より左右60°以内からの 降雨によって有害な影響を受 けない | 200mmの高さより60°の範囲 10ℓ/分の放水、10分 |
IP□4 | いかなる方向からの水の飛沫 によっても有害な影響を受け ない | 300〜500mmの高さより 全方向に10ℓ/分の放水、10分 |
IP□5 | いかなる方向からの水の直接 噴流によっても有害な影響を 受けない | 3mの距離から全方向に 12.5ℓ/分・30kpaの噴流水、 3分間 |
IP□6 | いかなる方向からの水の強い 直接噴流によっても有害な影 響を受けない | 3mの距離から全方向に 100ℓ/分・100kpaの噴流水、 3分間 |
IP□7 | 規程の圧力、時間で水中に沒 しても水が浸入しない |
水面下・15㎝〜1m、30分間 |
IP□8 | 水面下での使用が可能 | メーカーと機器の使用者間の取り決めによる |
用途に合わせ、どの程度の防水力が必要かを確かめた上で、上記IP等級を確認すると良いでしょう。
2.配光角度
投光器には、投光器からの光の広がりに応じて、狭角形、中角形、および広角形などの種類があります。
当然ながら、用途に合わせて最適なものを選択する必要があります。
狭角形の投光器
光の出射角度が狭く照射したい場所までの距離も短いため、狭い範囲を照射することに適しています。
中庭や建物外周の広場、テニスコートなどに使われます。
中角形の投光器
特定の範囲を強い光で照射することができる特徴があるため、比較的狭い広場や屋外プール、屋外のコート、看板照明、壁面照明などに使われます。
広角形の投光器
広い範囲を高照度で照射できる特徴があります。
広場や広いグラウンド、広い駐車場、高い建物の照明などに使われています。
3.電圧
LEDに交換する際に電圧(ボルト)が違うと上手く投光器が機能しません。
その為、現在使っている投光器の電圧を確認してから新しいLEDを購入しましょう。
また、消費電力も確認しておくと、おおよその電気代も見積もることができます。
4.照度(明るさ、ルーメン値)
ルーメンとはLEDの明るさを示す単位になります。
LED以外の投光器や照明の場合、一般的にはワット数をもとに明るさを判別します。しかし、LEDの場合は繰り返しになりますが、ルーメンという単位を用います。
その為、もし現在LEDタイプでない投光器をお使いの場合は、現在の使っている投光器と同程度の明るさの商品を見つける必要があります。
また、初めて投光器を購入する場合は用途に合わせた明るさ物を購入する必要がある為、一度弊社までご相談くださいませ。
5.材質(塩害対策等の特殊加工)
海の近くでLED投光器を使用する場合はLED投光器の素材も確認しておきましょう。
商品によってはアルマイト加工等の錆びを防ぐ対策が施された商品もございます。錆びてしまえば、使用可能な期間も短くなってしまう為、使用場所に応じて最適な商品を選ぶようにしましょう。
用途によって投光器のタイプを見極めよう
投光器にはいろいろなタイプのものがあります。
利用する場所や用途によって最も適した投光器を利用しましょう。
形状
クランプ式・クリップ式
クランプ式やクリップ式の投光器は場所を選ばず設置できるため、屋外・屋内の照明に最適です。
各種屋外工事の時に使用すれば手元を照らすことが出来る為工事がはかどります。
スタンド式
スタンド式の投光器は持ち運びが便利であらゆるシーンで便利に利用できます。
野外での作業、キャンプ、魚釣り、防災用等としても利用可能です。
設置式
設置式の投光器は一度設置をすればその場所から移動させることはないため屋外の照明に適しています。常備灯としても利用できます。
三脚式
三脚式の投光器は角度が自由に変えられますし、持ち運び可能なため、暗い作業場を照らすのによく利用されます。
充電式とコンセント式
充電式とコンセントを利用するタイプの投光器があります。
充電タイプのものは内蔵されているバッテリーを充電することで電源がない場所でも利用することができます。
充電式の投光器があれば、暗い場所の作業もはかどります。
電球とLEDライト
投光器には通常の電球を用いているものもあれば、LEDライトを用いているものもあります。
購入する時点ではLEDライトの方が価格自体は高いものの、多くの方にLEDライトのタイプが支持されています。
その理由としては以下の3つになります。
- 寿命が圧倒的に長い
通常の電球とLEDでは寿命が大きく違います。
通常の電球の平均寿命は3,000~12,000時間ですが、LEDは40,000時間です。 - 電気代が安い
電気代もLEDの方がお得で電球に比べて電気代を1/3に削減することができます。 - スイッチを付けた後の待機時間が短い
電球を利用している投光器はスイッチを入れた後に5分から10分程度待たなければ明かりが強くなりません。
LEDライトを使用している投光器はスイッチを入れた途端に明かりが照射されるので、待ち時間がありません。
作業時間が限られており、すぐにでも作業を始めたいときに便利に利用できます。
防水対応しているLED投光器のオススメ商品はこちら
投光器の中でも防水対策を施している物であれば雨が降っている中でも使うことができます。
さらにLEDライトを使用していると、長時間消費電力も低く電気代を抑えることができます。
スイッチを入れた途端、瞬時に明るくなりますし、電球に比べて強い光で照射できます。
このような防水対応のLED投光器はいろいろなものが販売されていますが、その中でも本当におすすめできるものを紹介します。
10Wの防水対応LED投光器
[特徴]
薄型で軽量の投光器で屋内・屋外どちらでも利用可能です。
アウトドア・キャンプなど野外に持ち出しての利用にもおすすめです。
30Wの防水対応LED投光器
[特徴]
薄型で軽量の投光器で屋内・屋外どちらでも利用可能です。
アウトドア・キャンプなど野外に持ち出しての利用にもおすすめです。
50Wの防水対応LED投光器
[特徴]
場所も角度も自由自在に使える便利な投光器です。
アウトドア・キャンプなど野外に持ち出しての利用にもおすすめです。
100Wの防水対応LED投光器
[特徴]
100Wと省電力で、従来の400W相当の明るさです。
防水対応のため屋内・屋外両方で便利に利用できます。
看板灯、駐車場灯、樹木や店舗壁面などのライトアップにも最適です。
150Wの防水対応LED投光器
[特徴]
150Wと省電力で、従来の600W相当の明るさです。
防水対応のため屋内・屋外両方で便利に利用できます。
看板灯、駐車場灯、樹木や店舗壁面などのライトアップにも最適です
200Wの防水対応LED投光器
[特徴]
200Wと省電力で、従来の800W相当の明るさです。
防水対応のため屋内・屋外両方で便利に利用できます。
看板灯、駐車場灯、樹木や店舗壁面などのライトアップにも最適です。
300Wの防水対応LED投光器
[特徴]
300Wと省電力で、従来の1000W相当の明るさです。
防水対応のため屋内・屋外両方で便利に利用できます。
看板灯、駐車場灯、樹木や店舗壁面などのライトアップにも最適です。
400Wの防水対応LED投光器
[特徴]
400Wと省電力で、従来の1,600W以上相当の明るさです。
防水対応のため屋内・屋外両方で便利に利用できます。
看板灯、駐車場灯、樹木や店舗壁面などのライトアップにも最適です。
600Wの防水対応LED投光器
[特徴]
600Wと省電力で、従来の2,400W相当の明るさです。
防水対応のため屋内・屋外両方で便利に利用できます。
看板灯、駐車場灯、樹木や店舗壁面などのライトアップにも最適です。
1000Wの防水対応LED投光器
[特徴]
1000Wと省電力で、従来の4,000W相当の明るさです。
防水対応のため屋内・屋外両方で便利に利用できます。
看板灯、駐車場灯、樹木や店舗壁面などのライトアップにも最適です。
防水対応のLED投光器は様々な場所で利用可能
LED投光器には様々なタイプがあります。
設置したまま利用するものもあれば自由自在に角度を変えられた理場所を移動できるタイプのものもあります。
ワット数も様々あり、自分の用途に応じて使い分けることができます。
用途に合わせた配光を選択すれば電気代を無駄に使うこともありません。
LEDタイプのものは配光以上の明るさを感じられるため、暗い場所を強い光で照射するため作業もがはかどります。
パッとした強い明かりが瞬時に広がるため常備等として防犯対策にもなります。
投光器は屋内で使うよりも屋外で使うことの方が多い場合には、防水対応のものを選択した方が良いです。
屋外で利用する時にはどのような天候の時に利用するかわかりません。
防水対策が施されていなければ急に雨が降ってくると、雨に濡れて壊れてしまうリスクが高まるため使用を中止しなければならなくなります。
防水対応の投光器であれば、雨にぬれても問題なく利用できます。
電球タイプの投光器に比べて寿命も長く電位代も節約できるLED投光器を使って暗い場所を明るく照射して便利に使いましょう。