「ご家庭の電力削減のためにLED電球への切り替えをしたいけれど、高価だし、どのLEDを選べば良いのかわからない!」という方も多いのではないでしょうか。
多くのLEDの寿命はおよそ40,000時間が一般的で、従来の白熱灯の40倍以上、蛍光灯の6倍以上と非常に長持ちするため、設置場所やタイプに適したLEDを選ぶことがとても大切です。
<選び方のコツ1>口金の大きさを合わせる
「口金」とは、電球の根元の部分のことで、E11、E17、E26など様々なタイプがあります。
この数字に応じて電球のサイズが変わり、E26とE17は一般電球として幅広く使用できます。E17は細長い形をしているためシャンデリアや装飾照明として使用されます。そのため、電球を購入する際には現在お使いの電球の口金に合うものを選ぶことが大切です。
口金のサイズを調べる方法として、電球そのものに口金のサイズが表示されている場合や、照明器具のパッケージに記載があることがほとんどですので、チェックしてみましょう。
<選び方のコツ2>設置したい場所に対応しているかをチェック
ランプが覆われている「密閉器具」、リモコンなどで明るさを調整できる「調光器」や、屋外でも使用できる「屋外用」などの特殊なタイプをご利用の場合には、それぞれに対応したLEDを選ぶ必要があります。
また、電球の設置場所に「S」マークがついている場合には、断熱材施工がされているため、通常のLED電球では熱がこもってしまい電球の寿命が短くなってしまいます。
そのため、断熱材施工器具に設置する場合は、以下のマークがついている断熱材対応タイプを選びましょう。
調光器や密閉器具、断熱材施工器具に対応しているかどうかは商品のパッケージやカタログなどに記載がありますので、必ずチェックしておきましょう。
<選び方のコツ3>お部屋に合わせた明るさと色を選ぶ
LED明るさの段階は、「lm(ルーメン)」という単位で表されます。数値が高いほど明るく、大部屋に適しています。これまでLED以外の電球を使ってきたという方は、「W(ワット)」ではなくlmで選ぶという点にご注意ください。
LEDの色味は、商品のパッケージや商品の紹介ページに、必ず「色温度」という数値があります。
- 色温度が3000Kのものは「電球色」
オレンジ色の温かい色味をもち、食材を色よく見せる効果があります。 - 色温度が5000Kのものは「昼白色」
太陽の光に近い色なので、素材が本来もつ色そのままに見えるため、洗面台などに適しています。 - 色温度が6500Kのものは「昼光色」
青みがかった光で、お部屋を涼しげで落ち着いた雰囲気にします。
つまり、ダイニングルームや寝室などリラックスしたい空間にはあたたかな色味の「電球色」を、勉強部屋や書斎などの集中力が必要な空間にはクールな光の「昼白色」や「昼光色」を選ぶと良いでしょう。
<選び方のコツ4>設置場所に適した光の角度のものを選ぶ
リビングや玄関、階段など、ご家庭の各所によって適した「光の広がり方」があります。LED電球は白熱灯などの通常の電球に比べて下方向に光が向かうため、空間に適した電球を選ばないと、お部屋が暗くなったように感じることがあります。リビングや寝室などリラックスする空間には260度以上の広角タイプが適しており、階段やお手洗いなど電球の真下を見やすくする空間には広角タイプのほか、120度くらいの狭いタイプもご使用いただけます。
私たちビームテックは、ご家庭用から大型施設用まで2000種類以上のLEDを常時取りそろえています。
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